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Killesberg Messe in Stuttgart
diary / 07-09-30
2007 UCI Road World Championshipsを観戦した。
ロードの世界選手権が留学先で行なわれるなんて奇跡。日本では決して見ることはできない。
27日はMänner Eliteタイムトライアル、30日はMänner Elite267キロメートルのロングレース
■Einzelzeitfahren
27.09.2007 Männer Elite
44.9km

45キロ弱のコース長
どれだけスピードが出せるかが勝負の決め手になる。
流線型のヘルメット(中には無線機が)
リヤはディスクホイール
■Straßenrennen
30.09.2007 Männer Elite
267.4km

この坂、勾配17パーセント
前日に実際に歩いて上ってみたが、ヤバい
選手たちが走り去ったら次の観戦ポイントに移動する。
巨大モニターでレース内容を確認
生は基本的に速すぎて、誰が誰だかわからない。

写真やビデオ満載の滞独UCI2007はこちら


日常生活もちょっと
夕飯Abend essen
美味しいと噂のJEVER BIER
一本100円以下!そりゃ毎日飲みたくなります。

歴史とドイツ語の勉強にと買ったDVD。
DIE MAUER、日本語にすると「壁」。
つまりベルリンの壁。
1989-90年のdocumentary filmなのだが、artist painterが作ったfilmだけあって、あまりセリフがなかった。というか解説もない。
作品紹介−ICESTORM
監督(Jürgen Böttcher)紹介 - firmportal.de



Freiburg, Schwarzwald
diary / 07-09-26

フランスとの国境が近い南西ドイツの街、フライブルグFreiburgへ行った(International Office主催)。
黒い森Schwarzwaldも見てきた。
Busで2時間半以上かかった。観光は数時間しかできなかった。
観光客が多かった。
大聖堂Munster
フライング・バットレスFlying buttressというものをご存知だろうか。
写真中央、斜めに走っている柱。
それにより、重い天井を支え、壁に大きなステンドグラスや大きな礼拝空間をつくることが出来るようになっている。
Freiburgの町並み。
メインストリートから奥に入ったところ。

Benz Museum
diary / 07-09-25

www.mercedes-benz.com
Mercedes-Benz Museum

はっきり言って車に興味は無いが(Automotive勉強しにドイツに来てます)、面白かった。
とくにビデオ展示でBenzの歴史がよくわかった。
爆撃によりとことん破壊されたBenzの工場、
「もうここからは何も生れない」
と言われたが、またもや世界最高の車のひとつだ。
Museum前にて。
建築も非常に興味深い。
隣は、Gottlieb-Daimler-Stadium
エンジン、黒に映える。
展示の仕方もうまい。
専門的になんという部品なのか知らないが、きれいだった。



Ulm, Munchen
diary / 07-09-22

International Office主催で、ミュンヘンMunchenに行った。
ミュンヘンでは3週間、Oktoberfestが開かれる。
Oktoberfest.de - Die Website zur Wiesn

途中のウルムUlmで待ち時間にMunster大聖堂に登った。
Ulmはアルバート・アインシュタインAlbert Einsteinが生まれた街、また世界最大のゴシック建築大聖堂(教会)のある街。
残念ながらゆっくり街を見る時間が無かったので、大聖堂に登った。
Munster大聖堂
高さは160メートルもある。
768段の階段を駆け上った。
大聖堂からのウルムUlmの街の眺め。
塔の先端は細くさすがに怖かった。

StuttgartからMunchenに向う列車の中ですでにビールを飲み始めるドイツ人。
ミュンヘン中央駅からOktoberfestの会場に向う人に数は、新宿駅を思い出した。
昼過ぎに会場に到着すると、人、人、人、人。
みんなドイツの民族衣装を着ていてかっこいい。
どのテーブルもすべて満席。
結局最後までテーブル席に座ってジョッキでビールを飲むことは出来なかった。
ビールの瓶は記念に持ち帰ってしまう人が多いので、デポジット制になっている。
当然記念に持ち帰ってきた。(ほんとはダメです)

新市庁舎Neues Rathauseが建つマリエン広場Marienplatzをぶらついて、帰ってきた。
ミュンヘンには博物館や美術館も多いが、市内見学はまた今度。


会場風景
ジェットコースターや観覧車などのアトラクションもある。
昼過ぎ、すでに酔っ払った人も。
8〜12個のビールを一気に運ぶ。ひとつのジョッキは1リットルだ。
次から次に注文が入り、休むヒマなどなさそうだった。
どこも満席。
ひたすら飲む。
あちこちでprost!乾杯!の声が。

Unterturkheim
diary / 07-09-17

国際スピード郵便EMSで日本から荷物を寮の部屋宛で送ってもらった。
高価なものは入っていないし、全部個人的なものなので、大丈夫だろうと思っていたら、
税関に引っかかった。
UnterturkheimというEsslingenから2、3駅の隣町まで荷物を取りに行く羽目になった。
その事務所ときたら駅から遠いし、夕方は3時で終わり。
行ってみたら、「pick upか?これか?開けてくれ、薬はダメだ、カメラはいい」
風邪薬と正露丸と百草丸が取り上げられてしまった。
13kgのダンボールを持って、3、4km歩き、列車とバスを乗り継いでやっと帰ってきた。
お金は全く請求されなかった。なんなんだろう
もう一人の日本人はデスクトップパソコンを送ったため、同じく税関に引っかかり、
80ユーロくらい払ったらしい。品物代金(彼の場合、自己申告)の9パーセントだったらしい。
彼は30kgの荷物を担いで帰ってきた。
日本から送った荷物
おこわセットや海苔、日本茶、ようかん
スーツと冬用のジャケット
などを送った。

寮費を支払うために、Deutsch Bankの口座を開設した。
(個人的に行ったのではなく、INTAPの学生全員) 住民票とパスポートで開設できた。
テレビのCMでしきりに4.25%という数字を見るが、これは利子なのだろうか。
日本人からしたらブッたまげる数字だ。
Deutsche Bank AG



Gottlieb-Daimler-Stadium
diary / 07-09-16

サッカー観戦に行った。海外サッカー初体験だ。
地元StuttgatのVfB StuttgatのホームスタジアムはEsslingen Hbfから電車で10分ほどのGottlieb-Daimler-Stadium。
チケット代は25ユーロと高めだったが、前から7列目あたりの最高の席だった。
対するFC Energie CottbusのあるCottbusは、埼玉大学のもうひとつの協定校がある街だ。
結果は3-0でVfB Stuttgartの快勝。
ゴールが入るたびとても盛り上がった。
応援するチームの選手がいいプレーをするたびに拍手で応援する。
相手選手のファールには容赦ないブーイング。
Gottlieb-Daimler-Stadium
約6万人収容
陸上コートがあるため、グラウンドまでそれほど近くはないが
席が低いので臨場感がある。
瓶の持ち込みは禁止だが、ペットボトルは可。
アルコールは不明。
日本ほどチェックは厳しくない。
左からMatt、ルームメイトのBraian(共にUSA)
アメリカではみんなフットボールかベースボールと思いきや、
最近ではサッカーも人気らしい。ベッカムも移籍したし。
もちろん自分もStuttgartのタオル(米scarf)を買いました。
13ユーロ。
ユニフォーム(米jersey)は50ユーロなのでやめた。
VfB Stuttgartオフィシャルサイト
ドイツサッカーリーグBUNDES LIGA


Environmental Issue
diary / 07-09-15

環境先進国としてのドイツを想像してきたのだが、現実はそうでもないのかもしれない、と最近思う。
列車に乗れば北海道のような景色。
街には緑が溢れ川は澄み、家々は花で飾られ芝生は青々としている。
一方、
スタジアムでは、サッカーを観戦しながら席で堂々とタバコを吸っている。となりに子供がいようとお構いなし。
夜の街では、割れたビール瓶が散乱し、悪臭がする。



Hochscule
diary / 07-09-11

月曜日からドイツ語の授業が始まった。
先週の金曜日にクラス分けのテストを受け、結果、4つの中の一番下のクラスだった。
ドイツ語のみを勉強しにきている学生もいるらしく、そんなクラスに入ってしまうよりもいいか、と思った。
アルファベットから始まり、楽勝だぜとか思ってたら、結構進みが早い。
毎日午前8時半から1時くらいまで授業なので、復習するのも大変だ。(午後は全くヒマなんだけど)

みんな3ヶ国語ぐらいぺらぺら話すので驚いた。
母国語だけなのは、アメリカ人と日本人くらいだ。
でも、「頭を切り替えるのが大変だ」と言っていた。
城壁から見たEsslingenの町並み
写真手前はブドウ畑
街の正式名称は、
Esslingen am Necker
ネッカー川のエスリンゲン
amは英語のatと同じらしい。

STAEDTLER
ドイツの文具メーカー
学校でも製図の授業で使った。
日本では大きい店でしか手に入らなかったが、こちらではどこでも見かける。
www.staedtler.com



Stuttgart
diary / 07-09-08

VVS Student pass(土日祝日Stuttgart周辺の交通機関乗り放題のパス)があるので、Stuttgartに遊びに行った。
ワインフェスティバルが開かれており、土曜日ということもあり、多くの観光客がいた。
日曜日も観光客はいるが、お店は基本的に休み。
夕方にもなると、大勢の人がワインを手にテーブルを囲む。教会を中心に出店が連なる。どの店も満席。
ワインを左手、ソーセージをはさんだパンbortwurstを右手にぶらつく。
教会の前でワインを飲むなんてなんてお洒落なんだろう。
日本の居酒屋とは大違いだ、と思った。
http://www.stuttgart-tourist.de/ENG/leisure/weindorf.htm
Esslingenにはワイン畑があるくらいなので、きっとStuttgart地方はワインが有名。
http://www.stuttgart-tourist.de/ENG/city/weininstuttgart.htm



どの店にもすでにコート、ジャケット、マフラーや手袋が並ぶ。
日本で買うよりもかなり安い値段でジャケットなどが買える。高いものは飛び出るほど高い。
デザインはというと、ミリタリー的なものが多い。

寮のキッチンは各階に一つずつあり、自由に使うことが出来る。
鍋やフライパン、皿などは誰かが置いていったものを使う。
冷蔵庫などは数個の個室に分けられており、個人の食材などを保存することができるようになっている。



ドイツ語の勉強用にグリム童話Gebruder Grimmの本を買った。
狼と七匹の子豚(この本では子羊)Der wolf und die siben Geislein
ブレーメンの音楽隊Die bremer Stadtmusikanten
ヘンゼルとグレーテルHansel und Gretel
赤頭巾ちゃんRotkappchen、長靴をはいた猫Der gestiefelte Kater
(ウムラウト表示できませんのでご了承下さい)
などなどなじみの作品が入っている本を買った。しっかりしたハードカバーの本で20ユーロだった。



金曜日の夜は、寮でちょっとしたビールパーティーをやった。
というかアルゼンチン人たちのパーティーに参加した。
日本人だというと、「このアニメ知ってるか」と聞いてくる。
一人とんでもなくアニメ詳しいアルゼンチン人がいて、自分よりも知識があった。
彼は、意味はわからないらしいが、マジンガーZやエヴァンゲリオンの主題歌を日本語で歌う。



Immigration
diary / 07-09-06

Immigration serviceに行く。住民登録とvisaの発行が必要。
日本人の場合、3ヶ月以内の観光目的の渡独の場合visaは必要なく、それ以上の滞在の場合、ドイツで申請する。
日本国籍者の長期ドイツ滞在の為の手引き - ドイツ大使館 Deutsche Botschaft Tokyo
必要書類はそろっているし、あっという間に終わるだろうと思っていたら、ダメだった。
奨学金の月々13万円が確実に収入としてあります、という収入証明書類の「13万円」がダメだった。
ユーロ表示じゃないから。
130000円はだいたい800ユーロですよ、十分な額ですよ、というwebページを印刷して、明日もう一度行くことになった。

インターネット接続ができるようになった。やっと。
情報源がかなり狭くかった。
学生証が交付されて、これで土日祝日はStuttgart周辺のバス電車乗り放題らしい。
土日は学校の図書館がやっていないので、外に出かけるしかない。

最近、夕方になると決まって雨が降る。
こちらのひとはあまり傘をささない。

こっちは学生だし、まだ授業も始まっていないので、街をぶらぶらしていたりするが、
けっこうぶらぶらしている人が多い。
家族でぶらぶらしていたりする。仕事はどうしたんだろうと思う。

スーパーで買ってきたお米を適当な鍋で炊いてみた。
ピーマンを刻んでカレーペーストみたいなのと混ぜてみたら、なかなか美味しかった。
基本的に食材は安くて美味しい。
野菜生活1Lみたいのが0.7ユーロくらい。ワイン1Lが2.5ユーロくらいからある。

自転車ごと列車で移動できるドイツは、自転車文化が発達している国ではあるが、
道が石畳なところもおおく、ロードバイクには向かない。
冬も路面が凍結するらしく、坂の多いEsslingenでは危険か。



Dormitory
diary / 07-09-03

午前11時、Esslingen BhでOlgaとMatthiasというドイツ人と待ち合わせ。
ふたりとも埼玉大学に交換留学していたらしい。
車で寮まで送ってもらい、
「プリペイド携帯ならその場で買えるし、通話料も安いよ」
と教えてもらった。今月の電話料金を見てから決めることにした。
他の留学生たちはバスで寮まできたらしい。

スケジュール、注意書きなど一式と部屋の鍵をもらう。
部屋は約6畳。白基調なおしゃれな部屋だが、明かりが少ない。掛け布団も夏用。
机は横2メートルくらいある。
トイレ、シャワーは二人で共用。かなり不便。

INTAP参加者は15人。USA、Mexiko、China、Japanの4カ国のみ。
なんと、東海大学の日本人がいた。
彼は、大学から、個人的な旅行(勉強のための渡独であるから)や車に乗ること(責任問題になる)を禁止されているらしい。
寮とhilltopのキャンパスは丘の上で、まわりに店などほとんどない。
午後、何もすることが無いので、downtownに日用品や服などを日本人と一緒に買いに行った。
そのうち毛布や自転車も買うことになるだろう。

明日からいろいろと入学上の手続きがある。
とにかく早く日本から自分の荷物を送りたい。

寮のおしゃれな個室




Stuttgart
diary / 07-09-02

ドイツ旅行も終わりにして、明日から大学に通う。
Goettingen-Stuttgartを電車で移動。
ICE(ドイツ的新幹線)を含んだが、電車賃だけで84ユーロにもなってしまった。
移動距離は300kmぐらいあるから、日本の新幹線で移動するのと同じくらいなのだろうか。
とにかく、往復割引とか二人割引などが適用できないし、BahnCard(25%、50%、100%の割引カード)も持っていないので、本当の正規料金。
3日以上前にチケットを買うと、相当割引になるのだが、すっかり忘れていた。
(この割引チケットの場合、指定された列車以外乗ることができない・・・はず。でも半額以下になるのでかなり魅力的)
しかもStuttgart方向へのICEはほぼ満席。日曜日はいつも満席らしい。

ドイツの典型的な城砦都市には、200年、300年前に建てられた家が普通に残っている。
歴史は負けないぐらい長いのに、10年そこそこの家ばかりの日本の都市とは違う。
「第二次世界大戦時、ユダヤ人をこの駅から強制収容所へ列車で連行した」という碑が駅にあったりする。
事実だ、偽装だと議論している日本とは違う。

ドイツの人は、種ありブドウも皮ごと種ごと食べてしまうらしい。

ワイマールWeimarに行きたかったが、時間的に不可能だった。
Bauhaus-Museumもある街。

Erfurtという街で




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©滞独日記 2007